2週間半ぶり IKEAが港北・船橋の店舗営業を再開

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 「IKEA(イケア)」を運営するイケア・ジャパンが3月29日、東北地方太平洋沖地震が発生して以来休業としていた関東圏の店舗のうち、神奈川県・横浜市のIKEA港北の営業を再開した。3月30日からは千葉県・船橋市のIKEA船橋も営業再開予定。埼玉県・三郷市にIKEA新三郷については近いうちに店舗を開ける予定だが、現時点では休業としている。営業時間は当面の間IKEA港北は午後7時まで、IKEA船橋は午後6時まで。

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 11日に東北地方太平洋沖地震が発生後、関西のIKEA神戸とIKEA舞浜を除く関東圏の3店舗を臨時休業。世界的な安全基準に基づいて建設されている店舗の安全確認がとれた後も、被災地への支援の一環として電気やガソリンなどのエネルギー節約に貢献するため関東圏の店舗の営業を自粛していた。営業を再開させた理由について「余震や計画停電などの外部環境が落ち着きをみせ、営業再開に向けた店舗の安全基準をクリアできたことから」(IKEA 広報担当者)としている。またイケア・ジャパンは15日に被災地に向けて、掛け布団やタオル、懐中電灯などの緊急支援を発表。その後も随時被災地への救援物資を送り続けていた。被災地への物資輸送のための幹線道路や港の復旧がある程度落ち着いてきたことも今回の営業再開へと繋がったという。営業を休止しているIKEA新三郷についても、早々にオープンする予定だ。

 イケア・ジャパンは地震発生後、本社機能を一時関西へと移転。関東圏に住む社員のなかでも希望する人には関西への一時的移動の選択肢を提供していた。「IKEA」はもともと「家族」と「家」を大事にという家族理念を掲げており、震災を受けイケア・ジャパンとしても「こういった状況下だということもあり、家族と過ごしてもらうことが最も大切だということからこのような対応を取りました」と同社広報担当者は話す。店舗の営業再開にあたり、移転した本社機能や社員を関東へと戻し、既に業務を再開している。