宙からの祈り 宇宙飛行士の折鶴を乗せた「こうのとり2号機」が今夜日本上空を飛行

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JAXA(宇宙航空研究開発機構)の広報情報センター『宇宙ステーション・きぼう』は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士が、東日本大震災で被災した人々へのお見舞いと復興の願いを込めて折った折鶴を、宇宙ステーション補給機・こうのとり2号機(HTV2)に搭載したことを報告。同機は3月29日に日本上空を飛行し、地上から目視することができます。

JAXAウェブサイトでは、第26、27次長期滞在クルーのコメントを発表。パオロ・ネスポリ宇宙飛行士から「世界中で未来への希望を込めた、何百万もの鶴が折られていることでしょう」「日本が不運な状況から早く抜け出して、今までのような輝きを取り戻すことを願っています」。キャスリン・コールマン宇宙飛行士からは、宇宙から「どんな大変な状況だろう」と想像しながらも「私たちにできることは、日々の仕事を全うすることです。それが未来へとつながり、素晴らしい希望を運んできてくれる」とあたたかくメッセージしています。

現在、ISSのパートナーであるNASAやESA(欧州宇宙機関)、ロシアなどの各宇宙センターの運用管制室でも、お見舞いと復興の願いを込めた折鶴が作られているそうです。宇宙飛行士が願いを込めた折鶴を載せたこうのとり2号機は、3月29日午前0時45分にISSを離脱。3月30日には大気圏へ再突入する予定で、地球周回中の同機を地上からも目視できます。

日本では、今夜3月30日午前3時〜5時ごろにかけて、日本列島上空を飛行するこうのとり2号機を各地で見られる予定。起きているのが少し難しい時間ではありますが、宇宙からの祈りと地球からの祈りをクロスさせて、被災地復興への願いをともにするひとときを持つのはいかがでしょうか。
 
「こうのとり」2号機可視日時(予想)一覧はこちらで確認できます。
http://iss.jaxa.jp/htv/htv2_inori.html
※画像はJAXAウェブサイトより引用
 

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