3月11日に発生した東日本大震災。未曾有の災害は紙やインクが不足するなど出版界にも影響を与えているが、前向きな形でいち早く対応したのが時事通信出版局の「家庭の医学」。震災翌日の12日夜、iPhone版アプリ(1500円)が無料でダウンロードできるようになった。
 
 被災地や余震が続く地域でけがの応急処置などに関する情報が必要とされることを想定した素早い対応には、ネット上では称賛の声が飛び交い、「1500円分を買ったと思って募金した」との書き込みも見られた。

 これに続く動きが出版界でも起きている。それは、子どもたちの精神的ケアにもつながる漫画誌の無料公開。

 講談社は4月1日から期間限定で「週刊少年マガジン」など漫画誌6誌を同社サイトで無料公開することを決めた。震災の影響で、発売日に配送が間に合わないことや、発売できない地域があることに対応する処置だが、被災地の子どもたちは束の間の安らぎを得られるはずだ。

 公開するのは「ヤングマガジン」15号(3月14日発売)と16号(3月19日発売)、「週刊少年マガジン」16号(3月16日発売)と17号(3月23日発売)、「週刊モーニング」15号(3月10日発売)と16号(3月17日発売)、「イブニング」8号(3月22日発売)、「Kiss」6号(3月10日発売)、「BE・LOVE」7号(3月15日発売)。

 「講談社コミックプラス」に設ける特設サイト(http://kc.kodansha.co.jp/)で、4月30日まで公開する。







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