マイホーム建設 東南角地のデメリットとは?

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 「いつかはマイホームを建てたいなあ」と思うことはありませんか?
 テレビや雑誌などで、「欠陥住宅」のニュースを度々見かけることがありますが、せっかく建てた家が欠陥住宅であったら溜まりません。今の家をリフォームするにせよ、新築の家を建てるにしても、業者を選ぶときは慎重になりたいもの。

 では、家を建てる際に気をつけるべきことは何でしょうか?
 先週まで2回にわたりインタビューを行ってきた、木造住宅の工務店ネットワークを主宰する株式会社エヌ・シー・エヌ社長の田鎖郁男さんが執筆した『そうか、こうやって木の家を建てるのか。』(小学館/刊)から、紹介します。

■東南角地は好立地だというけれど…?
 「東南向きで日当たり良好!」というキャッチフレーズをよく聞きますが、多方面から検討をしていくと、メリットだけではなくデメリットも存在すると田鎖さんは指摘しています。ではそのデメリットとは何でしょうか?

1:坪単位が高い
 東南角地というだけで、坪単価が高めに設定されています。

2:道路に面している場合が多い
 角地は普通、道路に面しています。そのため、実際に住んで生活をはじめてみると、意外と人の目が気になってしまうことが多いのです。
 そうした視線を遮るために、日中はカーテンを引くことになり、せっかくの日当たりが台無しになってしまいます。

3:建築する際の制限が多い
 建築基準法の中に「道路斜線制限」というルールがあるのをご存知ですか? これは、建築基準法第五十六条において規定されているもので、道路からの距離で建物の高さや建築の位置などに制限が設けられています。
 そのため、希望する間取りで作れないこともあったり、リフォームする際にも制限が多く、一概に良い東南角地が良い立地とはいえないのです。

■最初の間取りは気にしすぎないほうがいい
 家は自分の家族だけが住むのではありません。これから生まれてくる子どもや孫が住む場合もありますし、一方で子どもが独立して家族が減ることもあります、
 そのため、家を建てる際は、間取りをフレキシブルに変更できる家が良いのです。
 たとえば、子どもが生まれたことをきっかけに、家を建てることにしたとします。
 最初は子ども部屋が必要になりますが、20年も経ったら、子供は独立していく可能性がありますね。すると子ども部屋は使わなくなってしまいます。また、自分が歳を取ったらバリアフリーのほうが、便利です。
 そこを考えると、実は最初の「間取り」よりも、形を変えて一生使える間取りかどうか、のほうが重要になるのです。

 『そうか、こうやって木の家を建てるのか。』では、家を建てる上で重要なことを、多くの工務店とネットワークを築いている田鎖さんならではの視点で教えてくれます。
 もし家を建てる際に迷うことがあったら、本書をのぞいてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)

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