昨夏に移籍したことを考えれば、マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリの“悪行”は、あまりに多すぎると言えるだろう。だが、彼はまだイングランドの人々を驚かせている。もちろん、ネガティブな意味でのことだ。英紙『サン』が、今月頭に起きたというバロテッリのトラブルを報じている。

問題が起きたのは、バロテッリがゴールを決めたアストン・ヴィラ戦の夜のことだ。エレガントなレストランでトラブルは発生した。バロテッリはトイレから出てくるとき、かつてウェイン・ルーニーとベッドをともにしたジェニー・トンプソンさんを見つけると、彼女に向かって「ルーニー、ルーニー」と歌ったというのだ。さらにそれだけでは満足せず、彼女が座っていたテーブルを指さして大笑いしたという。

『サン』によると、まだバロテッリの“悪行”は終わらない。レストランを出る際に、バロテッリはトンプソンさんのグループに近づくと、連れの一人だったサム・バーチさんに対して「外に出ろ」とうながしたというのだ。バーチさんはバロテッリとあわやケンカというところまでいっている。

バロテッリについては、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が、25日に行われたEURO12予選のスロベニア戦を前に、次のように話している。

「マリオにとって大事なのは、彼の過ちについて考えることだ。彼は後悔し、助けを求めた。彼が成長するのを助けるために、我々は彼のそばにいる」