昨年4月、WECでファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得。記者会見で「ガルシアは殴り合いをやめて、組みついてきた」と語ったジョン・チャンソン

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26日(土・現地時間)にワシントン州シアトルのキー・アリーナで開催されるUFC Fight Night「Nogueira vs Davis」。ナム・ファンの欠場により、レオナルド・ガルシアの相手は、ナムと同じ戦極ベテランのジョン・チャンソンが代役出場となり、昨年4月の WEC PPV大会のファイト・オブ・ザ・ナイトの再戦が見られることとなった。

昨年12月のTUFシーズン12フィナーレで組まれたレオナルド・ガルシア×ナム・ファンは、2010年ワーストジャッジといっても過言でないスピリット判定でガルシアが勝利した。ガルシアの大振りのパンチは勢いこそあるが、空を切ることが多く、逆にナムのパンチを受け、テイクダウンを取られるなど劣勢に映った。

この裁定はファンだけでなく、UFC中継解説者のジョー・ローガンとネヴァダ州アスレチック・コミッションのキース・カイザーが論争に発展するなど、早々の再戦は大きな注目を集めていた。

そんな目玉カードが飛び、ズッファが用意した代替カードはガルシア×チャンソン戦だ。昨年4月、WECにとって唯一のPPV大会でのベストバウトは、それだけファンの目に止まっている試合でもある。

チャンソン、ガルシアともに殴られて動きが止まってなお、直後に拳を振るうようなバチバチの展開となった前回の対戦。両者、拳を負傷した殴り合いは、チャンソンが打ち勝ったように見えたが、ここでもガルシアの大振りパンチの勢いがジャッジの支持を集め、コリアン・ゾンビはスプリットで涙を飲んでいる。

リベンジの機会を得たチャンソンだが、前回のナム戦のガルシア同様に代役出場で、どこまで体調を整えられているのか、その辺りも勝負の鍵を握ってくるに違いない。また、ガルシアもGSP流の打撃からテイクダウンという戦術を駆使して戦う可能性もあり、そうなると米国では封印状態のチャンソンのガードからの極めの強さも期待できる。つまり殴り合い以外の展開も楽しみな、ガルシア×チャンソン=ベストバウトのリマッチだ。
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