自己分析が思うように進むたった1つのやりかた

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 あなたの名刺には何が書いてありますか?
 普通なら会社名に所属部署、役職名(肩書き)、名前、連絡先などが書かれています。ワンポイントで会社のロゴマークが入っているかも知れません。
 しかし、その名刺の中に、本当の「あなた自身」はいるでしょうか。

 名刺は、「初めてのあいさつに使うためのもの」「お互いの情報交換のためのもの」といった意味だけでなく、「自分を好きになってもらうためのもの」「ご縁を広げるためのもの」という要素もあります。
 名刺づくりをとおして、自分力を引き出す「名刺セラピー」を提唱する後藤光正さんは『「2つの名刺」を持ちましょう』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション/刊)で、名刺には「情報提供」だけではなく「興味喚起」も必要だと述べています。名刺交換をした瞬間、相手に「この人はどんな人なのだろう」「この人は私に何を与えてくれる人なのだろう」と思わせることが大切であり、名刺という小さな紙で自分をプレゼンテーションするという感覚が必要だと説きます。

 そして、そのためにまずは名刺に書くべき自分の姿を知る必要があるでしょう。
 今回は本書で書かれている、自分自身を知るための方法を紹介いたします。

■自分探しではなく「自分気づき」をしてみよう
 まずすべきことは、自分とはどのような人間で、どのような方向に進んでいこうとしているのかを知ることです。しかし、一体自分が何をやりたいのかを知るのはとても難しいことでもあります。
 そんなときは以下のアプローチで、自分の現在・過去・未来を書き出してみましょう。

1、「現在」…「私は○○である」の「○○」に当てはまる言葉を入れる
例)私は「男」である/私は「エンジニア」である/私は「ロックバンドが好き」である/私は「A型」である/私は「アメリカの連続ドラマが好き」であるetc…

 これらは一例ですが、自分に関することであれば、とにかく何でも出してみましょう。特にこだわりや強みが多ければ多いほど良いといえます。

2、「過去」…これまでやってきたことを列挙する
例)水泳を習っていた/社会科が得意だった/かけっこでいつも1番だった/初恋は小学校2年生だった/アルバイトで接客業をしていた/頼まれると嫌と言えなかったetc…

 以上にように、ここでは自分がひらすらやってきたことを列挙していきます。今はそうではないけど昔はそうだったことでもOKです。

3、「未来」…これからやりたいことを列挙する
例)30代の間に独立をしたい/1年に1度は旅行したい/セミナーを開きたい/全国で勉強会を主催したい/本を書いて出版したい/美味しいものが食べたいetc…

 この「未来」の部分では、今自分が持っている私利私欲をはじめとした、全ての欲求を吐き出していくことが大切です。

 この3つのアプローチを経ると、自分がどのように進んできたのか、そしてどのように進んでいこうとしているのかがはっきりと見えてくるはずです。これを、後藤さんは「自分探し」ではなく、「自分気づき」だといいます。
 そして、ここで出てきたことを踏まえて、『「2つの名刺」を持ちましょう』では、会社の名刺ともう1枚、自分をPRするための「自分名刺」を持つことを勧めます。

 また、この自己分析の方法はビジネス上の自分のプレゼンテーションだけでなく、就職・転職活動での自己PRなどにも応用できることでしょう。
 現在、就職活動で自己分析に悩んでいることがあれば、この方法で自分の「現在」「過去」「未来」を洗い出してみてはいかがでしょうか。たくさんの気づきがあるかも知れませんよ。
(新刊JP編集部/金井元貴)

▼実際に自己分析をしてみよう!「自分力棚おろし表」はこちらから。
http://www.sinkan.jp/special/business_card/make.html

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