フォード、新型「リンカーン MKX」を4月2日に発売【ニュース・トピックス:フォード】

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『スプリット・ウイング・グリル』など内外装、パワートレインを一新

 フォード・ジャパンは、新型「リンカーン MKX」を4月2日から全国のフォード販売会社を通じて発売すると発表した。
 リンカーン MKXは、2006年に発表されたリンカーン・ブランドのSUV(フォードでは『CUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)』と呼ぶ)で、今回発売される新型では、内外装からパワートレインまでを一新。エクステリアでは、フロントマスクに『スプリット・ウイング・グリル』を新たに採用し、ヘッドライトユニットをグリル両端に『ウイング』の一部として一体にデザインするなど、リンカーンらしい個性を強く感じさせるスタイリングに仕上げた。このほか、アンダーグリルやフォグランプ、テールランプにもウイング・シェイプのデザインを採用し、クロームのアクセントによってこのラインをさらに強調している。
 インテリアでは、細部にまでこだわった造形に、プレミアムレザーやウォールナット・ウッドパネルを採用することで、優雅で上質な空間を演出。その一方で、先進技術として、直感的なタッチパネル操作により、空調やオーディオ操作、ハンズフリー携帯電話などさまざまな機能をコントロールできる「マイ・リンカーン・タッチ」を採用。メーター内のディスプレーにも各情報が常時表示され、タッチパネルでの操作のほか、ステアリング・スイッチや、英語対応のみだが「SYNC」と呼ばれる音声操作機能でも操作することができる。
 パワートレインでは、新開発3.7リッターV6エンジンと6速ATを搭載。吸排気独立可変バルブタイミング機構「Ti-VCT」を採用することで、燃費性能も改善しながら、最高出力で従来モデルより40psアップの309psを発揮する。さらに「ADFSO(減速時燃料遮断機構)」を新たに導入。低速走行時などエンジンに対する負荷が少ない場合に燃料供給量を絞ることで燃費を改善する。ミッションは従来どおり6速ATだが、新たにマニュアルモードでの運転も可能とした。4WDシステムは「インテリジェントAWD」を採用。フルオートのトルク・オンデマンドで駆動力を制御し、通常時は前輪駆動としながら状況に応じた最適なトルクをリアアクスルに配分する。
 このほか、ワンタッチオープン機能付のパノラミック・ビスタルーフや運転席&助手席にシートヒーター&クーラー、後席シートヒーター、スイッチ操作のみでスマートな開閉が可能なパワーリフトゲートなどを装備する。
 ボディ色にはタキシードブラックとホワイトプラチナムを設定。価格は630万円。

車名リンカーン MKX
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)4740×1930×1685mm
車両重量[kg]2030kg
総排気量[cc]3721cc
最高出力[ps(kw)/rpm]309ps(227kW)/6500rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]38.7kg-m(380N・m)/4000rpm
トランスミッション6速AT
10・15モード燃費[km/L] ---
定員[人]5人
消費税込価格[万円]630.0万円
発売日2011/04/02

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