“手ごわい上司”を味方につけるための3つの方法

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 仕事をしていく上で様々な人と関わりを持ちますが、その中で必ず苦手な人と同じ仕事をしなくてはいけないこともあります。
 特に上司が苦手なタイプだと、自分の仕事をすすめる上で「壁」と感じてしまうことも多いかも知れません。しかし、上司は必ずしも敵対する存在とは限らず、むしろ同じ会社で同じ目標のために働く仲間のはず。うまく自分の味方につけることができれば、これほど強力な武器はありません。

 コミュニケーションディレクターでビジネス書作家でもある川上徹也さんは『イメージ通りに仕事が運ぶ ビジネスマンのシナリオノート』(クロスメディア・パブリッシング/刊)で、「上司はRPGゲームのキャラだと思え」と言います。

 まずは、あなたがRPGゲームの主人公だと考えてみましょう。ゴールに向かっていろいろな障害を乗り越えながら旅をしているのですが、そんな中で登場するのが「上司」です。
 ところがこの「上司」というキャラクターはかなりやっかい。「言うことがコロコロ変わるキャラ」だったり、「手柄を横取りするキャラ」だったり、「部下には偉そうだけど、自分の上司にはペコペコするキャラ」だったり、もちろん「頼りになるキャラ」もいますが、とにかくいろんなバリエーションの「上司キャラ」が待ち構えています。
 でも、自分より経験値が豊富な「上司」は味方にすれば心強いのは事実。ならば、好き嫌いは別にして、攻略法を見つけ味方につけて使いこなさなければいけないキャラです。
 その中で川上さんが比較的どんなキャラの上司でも味方につけやすい方法を3つ、紹介しています。

1、ポイントを外さずこちらから働きかける
 苦手だとついつい避けようとしてしまいがちですが、こちらから積極的に働きかけましょう。上司も実は多忙です。働きかけていくうちに、味方になってくれているかも知れません。

2、上司をあなたのシナリオに参加した気分にさせる
 上司に何かしらの相談をする際には、複数の選択肢を用意して、そこから選んでもらうようにします。そうすることで、上司はあなたのシナリオに参加した気分になります。

3、上司においしいところを食べさせてあげる
 上司に相談したことが成功したら、「部長のおかげです」という風に上司の手柄にしましょう。つまり、「おいしい部分を食べさせる」のです。そうすると、いざとなったときあなたの味方になってくれる確率は大幅に増すはずです。

 本書では映画やドラマなどの「シナリオ」の概念をいかに自分の仕事に取り入れて、自分の仕事を組み立てていくか、その方法を教えてくれます。企業の経営戦略を考える際に、「シナリオプランニング」や「戦略シナリオ」といった形で「シナリオ」が使われることがありますが、難しい本も多く、なかなかモノにすることは難しいでしょう。
 本書は非常に身近な例を使いながら、仕事におけるシナリオの組み立て方を教えてくれるので、上司との関係をはじめ、自分の仕事があまり上手くいってないなあと思うときは参考にしてみてください。
(新刊JP編集部/金井元貴)

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