中堅・中小企業を中心に就職活動を行っている学生が、空前の売り手市場といわれたリーマンショック直前(2008年)の3倍強に上っていることが分かった。就職情報会社のディスコ(東京都文京区、夏井丈俊社長)が3月1日〜8日の期間、インターネットで就職に関する意識調査を実施した。

 就職活動中の学生に、現時点で活動の中心としている企業規模を聞いたところ、「業界トップの企業」「大手企業」と回答した学生の合計は42.2%で、前年(42.7%)とほぼ同じ割合になった。
 だが、今期は「業界トップ」にこだわる学生が前年の18.6%から15.6%へと減少している。

 一方、「中堅中小企業を中心に活動する」学生は14.5%と04年の調査開始以来、最も高くなっている。“売り手市場”であった08年は4.3%と過去最低を記録していたが、この時期と比較すると3倍強に上っている。

 同社では、「学生自身が現実的な選択肢を求めているのはもちろん、大学などの指導も影響を与えている」と分析している。

 調査は、2012年3月卒業予定の大学生(現大学3年生、理系は修士1年生を含む)モニター2,000人を対象に実施し、1,137人から回答を得ている。


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