3月11日、東北地方を震源とした戦後最大規模の大地震が、日本を直撃。多大な被害を及ぼし、今もなお懸命の人命救助が行われている。海外メディアも被害地の現状を一面トップで報じ、世界各国から救助の手が差し伸べられるなど「日本を助けたい!」という温かなメッセージが届いている。その一方で、目を覆いたくなるような非情な言葉が、ネット上に散乱しているのも事実だ。

お隣の国、韓国は先陣を切って、救助犬を引き連れた隊員が羽田空港に到着。李明博(イ・ミョンパク)大統領は「最大限の援助を行う」とし、国を挙げたバックアップ体制を約束した。また、日本でも活動を行う韓流スターらは、次々に哀悼と激励のメッセージを発信。ヨン様ことぺ・ヨンジュンは、日本円にして約7200万円を寄付すると明らかにした。そんな中、Twitterを使用する韓国ユーザーらの間では「日本は天罰が下った!」というツイートが拡散し、次から次へとリツイートされているという。

彼らは「過去の出来事を覚えている?今になって罰が与えられたんだ」とし、日本の被害状況に薄ら笑いを浮かべている。このツイートは、一般人のみならず、プロスポーツ選手までリツイートし、ますますの拡散を誘発させた。また、ドイツ・ヴォルフスブルク所属で、韓国代表の具滋哲(ク・ジャチョル)選手は、喪章を付けずに試合へ出場。この様子が韓国ネットユーザーらを賑わせている。

「よくやった!」と同調する意見、そして「スポーツ選手の姿ではない」、「同じ国民として恥ずかしい」と、彼の行動を非難する意見もあがり、ネット上の議論は日を増すごとにヒートアップしているようだ。

しかしながら、このような心無い行動をみせる者より、はるかに多くの韓国国民が日本にエールを送っているのも事実。15日には、韓国のテレビ放送内で募金番組を放送するという、これまでにない試みを行われた。「”近くて”近い国”を助けよう」というキャッチフレーズのもと、日本を支えようとしている韓国人の存在を忘れたくはない。

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