甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震の影響を受け、企業の人事部では2012年の採用活動の見直しに追われている。各社ともエントリーシート受付の延期、夏採用での受け入れ、採用スケジュールなどの変更を行う予定だ。

 日本IBMは、2011年4月から開始を予定していた2012年新卒者の全選考を最大3カ月遅らせる。 選考スケジュールの詳細については、4月上旬にホームページ上で改めて発表するとしている。エントリーシートは3月14日に締め切りとなっているが、再度、4月に受け付ける予定だ。

 パナソニックも、採用選考開始時期を当初予定の4月から6月以降に延期することを決めた。

 トヨタ自動車は、当初予定していたエントリーシートの第1回目の締め切り日時を延期する。

 三井住友銀行は、夏以降にエントリーを受け付ける「夏採用(仮称)」を実施し、留学から戻った学生の選考と同時に被害を受けた学生の選考を実施する。
 
 東京三菱UFJ銀行は、総合職のエントリー受付期間は変更しないが、被災学生については総合職エントリー期間を追加で設けるほか、「東北地区」について時期を改めて選考の機会を設ける。また、8〜9月にも別途応募の機会を設けるとしている。

 各社とも、甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震の発生にともない、就職活動を行う学生の安全や公平性等を勘案して採用スケジュールを見直す予定だ。

12年入社採用活動で被災学生に配慮要請 日本経団連
被災学生支援を企業に呼びかけ エン・ジャパン
厳しい2012年就活 一次面接参加など本格化

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