インテルは15日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、バイエルン・ミュンヘンに敵地で3−2と勝利した。2試合合計で3−3と並んだインテルは、アウェーゴールの差でベスト8進出を果たしている。

インテルDF長友佑都は試合後、アリアンツ・アレーナのピッチ中央で日の丸の旗を掲げ、地震と津波に襲われた日本と被災者の方々へ、「どんなに離れていても心は一つ。一人じゃない。みんながいる! みんなで乗り切ろう! You’ll never walk alone」とメッセージを送った。

また、この試合で開始4分に先制点を挙げたインテルFWサミュエル・エトーは、リーグ前節のブレッシァ戦と同じように、ゴールを長友と日本、日本の人たちへと捧げている。エトーはゴールを決めると、ベンチスタートだった長友の元へと駆け寄った。このとき、長友は日の丸の旗を手にしており、2人は抱き合って日の丸を振っている。