長友がCL初出場、王者インテルが逆転でベスト8進出

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 15日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルはアウェーでバイエルンと対戦し3−2で勝利。2戦合計3−3としたインテルはアウェーゴールでバイエルンを上回り、逆転でベスト8進出を決めた。

 インテルは4分、ゴラン・パンデフのスルーパスに抜け出したサミュエル・エトーがゴールを決め先制点を挙げる。これで2戦合計1−1とし、試合を振り出しに戻す。

 しかし21分、アルイェン・ロッベンのミドルシュートをジュリオ・セザルがファンブル。これをマリオ・ゴメスに押し込まれると、31分にはトーマス・ミュラーにもゴールを許してしまう。これで合計スコアは1−3となり、インテルは、少なくとも2点が必要になってしまった。

 迎えた後半、最初に得点奪ったのはインテル。63分、コウチーニョ、エトーとつなぎ、最後はウェスレイ・スナイデルがシュート。これがゴールに吸い込まれ、2戦合計2−3とする。

 そして迎えた88分、インテルはゴール前でロングボールを受けたエトーが折り返し、パンデフが左足でゴールを陥れる。2戦合計3−3とし、アウェーゴールの差でついにインテルが逆転に成功する。

 そしてこのまま試合終了。インテルが劇的な逆転勝利で、ベスト8進出を決めた。長友は87分にクリスティアン・キヴと代わって途中出場し、チャンピオンズリーグ初出場を果たしている。

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