インテルは15日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、バイエルン・ミュンヘンと敵地で対戦する。ホームでのファーストレグを0−1で落としているが、インテルは逆転を信じており、リーグ戦でもまだタイトルを争い続けている。

インテルのマッシモ・モラッティ会長は14日、「逆転? もちろん、我々は信じている。ミラノでは良い試合をしていたんだしね。ミラノでの試合で悪かったのは最後の瞬間だけだ」とコメント。「だがとにかく、よく戦った試合だった。だから、ミュンヘンでも同じようにやれることを願っている。ただ、我々にとって良い結果で終わることをね」と続けた。

また、ミランがバーリと引き分けたことで、勝ち点5差が変わらなかったリーグ戦についても、モラッティ会長は「もちろん、勝ち点7差でミュンヘンへ向かうより、5差で向かうことの方が、気持ちの面でまだリーグを争っていると感じさせてくれるよ。ネガティブなことじゃないのは確かだ。良くなかったのは、金曜の試合(インテルが引き分けたブレッシァ戦)だ」と話している。

遠征メンバーにはFWディエゴ・ミリートも含まれた。昨季のファイナルで2ゴールを挙げ、バイエルンを沈めた選手だ。同選手の復帰は間に合わないと見られ、リハビリのためにミラノに残る予定だったが、レオナルド監督やチームメートたちが彼の帯同を望んだ。グループはまとまっており、CLに出場できないFWジャンパオロ・パッツィーニも遠征に帯同している。