就職活動にまつわる「都市伝説」のアレコレは本当か?

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 街を歩いていると、就職活動のためリクルートスーツを着たたくさんの学生さんを見かけます。
 エントリーシートに履歴書記入、会社説明会への出席、SPI、そして面接と用意しなければいけないことは山ほどあります。そんな中で就活にまつわる「都市伝説」があったり、何かよく分からないまま周囲の見よう見まねで就活を進めていたりするのも事実。

 今回はそうした就活にまつわるあんなことこんなことを、人事の本音が語られている『就活の学校 人事の本音、就活の誤解』(西尾太/著、メトロポリタンプレス/刊)から、Q&A形式でご紹介します。

Q、一流大学じゃないと面接まで進めない企業もあるって本当?
A、そういう企業もあるにはありますが、例外です。

 何万人と応募者が来る人気企業の場合、大学名で切らざるを得ない場合は現実としてあるそうです。しかし、それは例外です。採用担当者の多くは学歴(大学名)をあまり気にしていません。なので、ほとんど企業は学歴で落とすことはないと思って問題ないそうです。
 「偏差値が高い大学でも、面接でつまらない学生さんはたくさんいる」と著者の西尾さんは述べています。そして一番よくないのは「型通りの受け答えしかできないようならば、どんな大学でもNG」と指摘します。

Q、留学をしておくと就職に有利って本当?
A、無理して行かなくてもいいですよ。

 留学や海外旅行の経験がなくても、ほとんどは問題ないでしょう。
ただ、バイリンガルであることが必須条件であるところ、たとえば商社の貿易部門に行きたいという学生は、留学経験があると有利かも知れません。
 要するに「何をしたいか」ということが大切です。どのような仕事がしたいか、というのがまず先に来て、その上で外国語を身につけていることが武器になるかどうかが決まります。また、西尾さんは語学を武器にしちゃいけないと言います。語学はツールですから、それをどのような場面で生かしたいかが大切なのです。

Q、履歴書の写真は有名な写真館で撮ったほうがいいですか?
A、有名でなくとも、ちゃんとした写真屋さんで撮ることを勧めます。

 履歴書の写真には都市伝説があるそうです。それは都内の某百貨店の写真館で撮ると内定がもらえる…というもの。その真偽の程は定かではありませんが、写真は大事なポイントであることは間違いありません。
 写真は、有名でなくとも、ちゃんとした写真屋さんに撮影してもらったほうが確実です。インスタント写真と比較すると、やはり光の具合を調整し、表情の作り方も見るため、仕上がりが違います。
 また、何より気をつけなければいけないのが写真の貼り方です。自分で写真を切るとき、よく曲がってしまったりしますよね。それをそのまま貼った上に、枠からちょっとズレていたりするのはもちろんNG。落とされると思っていただいてけっこうだと、西尾さんは厳しく言います。

Q、自己分析ってどうやってすればいいんですか?
A、「ヒトに聞きましょう!」

 自己分析だから、自分を分析します。で、「あ、自分ってこういう風な人だよな。でも、本当はそうじゃないかも…」という風に考えるわけですが、なかなか自分を客観視できませんよね。
 ではどうすればいいのか。それは他人に聞いてみることです。友人や家族などにどんどん「自分って何に向いていると思う?」と尋ねてみましょう。自分の性格や長所・短所が客観的にとらえることができるチャンスです。一人で悶々としていては、何も分かりはしません。自分の良さも悪さも知っている周囲の人たちを頼ることも大切です。
 ちなみに、自分を客観視できる人は社会人になっても信頼を得られます。でも、そのためには自分自身のことをリサーチする必要があります。これが自己分析です。他人から思われている自分を見つけましょう。

 今回は、写真の貼り方に自己分析の仕方、面接で落とされる学生の特徴などを説明してきましたが、『就活の学校 人事の本音、就活の誤解』では他にも、「会社説明会でプレゼンターと目を合ったときは絶対に逸らさない」といったことや「エントリーシートは内容の前に確認しておかないといけない部分があった」など、まさに「目から鱗」な人事の本音が詰まっています。
 本書を読んで「これはまずい」と思う就活生は多いかも知れません。就活は「縁」とよく言われますが、その「縁」をしっかりとつかむために(写真の貼り方1つで落とされたらたまったものじゃないですから!)参考にしてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部/金井元貴)

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