築43年の大企業独身寮に、耐震補強とオール電化を含むリノベーションを施し、73室の大型シェア住居に改修した「シェアプレイス田園調布南」(事業主:菱重エステート(株)、企画・設計・運営:(株)リビタ)は、このほど竣工し、関係者内覧会を開催した。
「シェアプレイス」は、東京電力グループのリビタが首都圏で展開するシェア型賃貸集合住宅のブランドである。「シェアプレイス」の魅力は、既存建物に、検査に基づいた大規模修繕を実施している安心感に加えて、プライバシーに配慮した専有部を確保しながら、充実した共用施設や、入居者コミュニケーションを促進する様々なソフトコンテンツが提案されている点にある。
この「シェアプレイス田園調布南」は、同プロジェクト9棟目の物件。立地は東急多摩川線・沼部駅徒歩7分、鵜の木駅9分の閑静な住宅街で、多摩川まで3分という緑豊かなエリアである。敷地面積は1161.95平米、延床面積2162.64平米。構造・規模は、鉄筋コンクリート造・地上4階地下1階。総戸数は73戸で、ほかに入居者がDIYで部屋を改装出来るアトリエタイプ1室もある。専有面積は13.44〜26.88平米。賃料は、62000〜76000円。別途共益費15000円、105号室のみ18000円が必要(水道光熱費、インターネット接続料、共用部清掃費等を含む)。専有部には、エアコン、冷蔵庫、ベッド、机、椅子、照明が備え付けられている(ベッドパッドは入居時に2000円別途)

「シェアプレイス田園調布南」のコンセプトは、いろいろな風が吹き、人が自然に集まる“川”のような場所でありたい、ということ。
今回は、これまでの「シェアプレイス」で、地域情報を共有出来ると入居者に好評だったシェアマップ、IHを4台設置した広いキッチンスタジオ、単なる屋内駐輪場ではなく、自転車の手入れも出来る、広い自転車メンテナンスエリアの設置に加え、なんと田園調布で農業が体験出来る屋上シェア菜園等々、共用部で入居者のコミュニケーションが促進するような新しいアイデアを具現化した(周囲に眺望を遮る大きな建物がなく、屋上から川崎の花火大会を心ゆくまで堪能出来るのもポイント)。
さらに1階ラウンジには、入居者たちが、自室以外にも自分の居場所を見つけて寛げる、様々なリラクゼーションスペースを設けているのも大きな特徴である。例えば、中庭のウッドデッキと連続した、オープンカフェのようなダイニングコーナーは、「IKADA(いかだ)」と命名。多摩川の土手をイメージした、そのものズバリ「DOTE(どて)」 は、芝生のようなグリーンのカーペット敷きのエリア。寝転がって読書するもよし、昼寝するのもよしの楽しい空間演出となっている。また、トップライトから自然の光が差し込む屋内緑化と小上がりの和室空間あり、木のぬくもりが感じられるスタディスペースあり。オール電化で不要となった地下のボイラー室は、シアタースクリーンのある多目的空間となっている。
なお、リビタでは、1月末からホームページ上で入居者募集を開始しており、既に多くの問い合わせを得ているとのことだ。