1000人以上の大手企業の約4割が、グローバル人材として留学生の採用を見込んでいることが分かった。就職情報会社のディスコは、全国の主要企業1万4488社を対象に、2月16日〜24日の間、2012年3月卒業予定者等の採用活動に関する企業調査を実施し、943社から回答を得た。

 2012年度の新卒採用について聞いたところ、11年度の採用予定数に比べ「増減なし」が44.1%で半数近くを占めた。「増加」する企業は約2割(19.6%)となり、「減少」する企業(10.4%)のほぼ2倍となっている。

 話題となっているグローバル人材の採用では、2011年度(2011年4月〜2012年3月入社)に日本人留学生(正規留学)を「採用した」企業は、予定を含め全体の14.5%となっている。

 2012年度(2012年4月〜2013年3月入社)の見込みについては、「採用する」企業が21.7%と約1.5倍に増加した。特に、1000人以上の大手企業では、その割合が37.3%と4割近くに達している。

 また、積極的に採用したい日本人学生の留学経験地域(交換留学を含む)は、1位「アメリカ合衆国」(80.5%)、2位「中国」(72.3%)、3位「英国」(50.2%)、「その他東南アジア」(シンガポールを除く、46.8%)、「カナダ」(44.6%)と続いている。

 経済のグローバル化を反映して、英語圏とアジアへの留学生に対する人材需要が高まっているようだ。

不足するグローバル人材 新卒採用では需給に矛盾も
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日本の海外留学者 11%減少

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