テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

世の中には「それ言いたいだけだろ」と思うことが多々あります。


たとえば広告業界には「3B」という言葉がありまして、これは何かというと、「赤ちゃん(Baby)」「動物(Beast)」「美女(Beauty)」を広告に写真やイラストで用いると効果が上がるという業界の定説のことなんですが、よく考えるとちょっとおかしい。

だって「動物」ってビースト(Beast)じゃなくて、アニマル(Animal)なんじゃないの? CMに出てくるようなチワワとかアメショーとかをビーストって呼ぶのはちょっと無理があるでしょ。

……でもそうしてしまうと「3B」じゃなくて「2B1A」になって収まりが悪くなってしまうから、「3B」にするためにビーストにしているんでしょうね。

ていうかそれもう「3B」って言いたいだけですよね。

仮に3つのうち1つが動物じゃなくて「赤ちゃん・美女・果物」だったとしても、無理やり3Bにこじつけるんじゃないですかね。「Baby・Baeuty・Banana」とかにして。

そんで「何で果物を英語に訳したらバナナだよ!」とかつっこまれて、「いやバナナは果物の王様的なポジションでして……」とかなんか広告業界の偉い人が言い訳しちゃう。さらに「それアンタの主観じゃん!」ってつっこまれたら、「我が家では毎朝バナナと決まっておりますが何か!?」とか逆ギレする。その議論はちょっと見てみたいな。ツイッターとかで誰かケンカしてくれないかな。

いやまぁそんなことはいいんですけど、他にも「それ言いたいだけだろ」って思うことはあって、そう、たとえば前の会社にいたときにやたらと「コンセンサス」って言いたがる田中さんっていう人がいて、もう口を開ければコンセンサスコンセンサス。


「田中さん、そろそろコーヒーの粉を補充しますけど、どこのメーカーがいいですか?」
「そうだな……まだ俺と総務の間でコンセンサスがとれてないから、昼休みに森田さんとコンセンサスをとることにするよ」


とりあえずコンセンサスって言いたいだけだろ!



……こんな感じで、特にその言葉を使う必要がなかったり、明らかに無理がある場面でも使いたがる人っていうのはけっこういるのです。というか本人も別に意識していないケースも多いのです。

皆さんも僕も、ひょっとすると自分では気づいていないだけで「その言葉を使いたいだけ症候群」に陥っているかもしれませんね。

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この記事の元ブログ: 「それ言いたいだけだろ」と思うこと


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