就活やビジネスに効くマンガ経済本

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 就活やビジネスでは、5人とか10人のなかで最も目立つ一人になることが必要なシーンが出てきます。例えばビジネスマンなら会議、就活中なら面接。そんな場面で経済ニュースに関する意見や感想を求められたとき、新聞やテレビで報じられていることをそのまま話したらどう思われるでしょう? あなたは「他の人と変わらない」平凡な人に思われ、ビジネスシーンで印象を与えることはできませんし、これが就活の面接ならば、次のステップに進むことも難しいでしょう。

 『就活女子大生ミユキと読み進める マンガ経済ニュースの裏を読め!』(三橋貴明/著、TAC出版/刊)は、わかりにくい経済の話題を独自の視点によってマンガで解説しているため、ふだん経済になじみがない人でも理解でき、一家言を持つことができます。
(内容を「チラ見」したい方は、現在、YouTubeニコニコ動画で、本書の内容を動画として配信しています。)

 例えば、経済ニュースなどでよく報じられるのが「日本は借金まみれ」ということです。こういったニュースが出ると、必ずその後に「近い将来、日本は財政破綻する」または「いや、そんなことにはならない」など様々な意見が飛び交いますが、本当のところ日本の財政状況はどのようなものなのでしょうか。

 この本によれば、日本の借金の94%は国内の金融機関から借りたものなのだそうです。これがどういうことかというと、日本は自国の通貨の発行権を持っているため、国内の金融機関からの借金が原因では破たんしないということを指します。
 これがEU加盟国のように、通貨を自国で発行する権限のない国だと、この問題は深刻になります。
 
 また、本書は借金の額だけを見て「日本経済の破たん」が語られてしまっている現状にも疑問を呈しています。
 日本国家のバランスシート(貸借対照表)を見ると、日本は確かに多額の借金を抱えている国だと言えますが、同時に巨額の資産も持っているということがわかります。そして、前述のとおり日本の借金のほとんどは国内の金融機関からの借金なのです。
 日本経済の先行きは明るいとはとても言えませんが、近い未来に破たんするということもなさそうです。
 一度は触れておかなきゃと思いつつもなかなか手が出ない経済ですが、マンガならそんな心配もなさそうですね。皆さん、この本を読んで、ぜひビジネスや就活に役立ててください!
(新刊JP編集部/山田洋介)


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