意外にも!?20代男子が海外勤務に最も積極的であることが、人材紹介大手のリクルートエージェントがまとめた「海外異動・勤務に関する意識調査」で分かった。調査は、1月28日〜31日、全国20〜44歳のホワイトカラー正社員1000人を対象に実施し、8日、結果を発表した。

 年代別で海外異動・勤務に最も前向きなのは20代となった。海外勤務の経験がない20代〜40代のビジネスパーソンに、「あなたは海外への異動または勤務をしたいと思いますか」と聞いたところ、20代では42.4%の人が「してみたい」と前向きに回答し、最も高くなった。30代は38.4%、40代は31.4%となり、年齢を重ねるにしたがって低下する傾向にある。
 
 特に20代男性は、海外異動・勤務を「してみたい」とする回答が45.1%と高く。逆に40代男性では30.0%にとどまっている。

 海外異動・勤務を「してみたい」という20代にその理由を聞くと、「グローバル社会を生き抜くうえで、1度は海外勤務を経験しておいたほうがいいのかなと思えるから」(25歳男性)、「国内ではありえない新しい価値観や困難に突き当たり、そのことによって成長できると思うから」(24歳男性)と、グローバル化に対し非常に前向きな回答が目立っている。

 海外異動・勤務に感じる「メリット」で、20代で最も多かったのは「自己のキャリア形成に有利」(21.5%)、次いで「語学力の向上や発揮」(16.9%)となっている。30代も同様に、「自己のキャリア形成に有利」(20.3%)、「語学力の向上や発揮」(16.2%)の順となっている。

 「これからの時代は海外市場に目を向けている企業が多く、現地で技術やスキルを学び能力成長につなげたい」(24歳女性)、「今の時代、海外勤務志向は社会人としての『成功の秘訣』だと思う」(24歳男性)と、自らのキャリア形成に非常に積極的な姿勢が見られる。

 一方、海外異動・勤務に感じる「デメリット」で最も多かった回答は、20代で「家族や友人と離れることの不安」(37.1%)だったが、40代では「語学力の不安」となっており、体力、気力、能力面で限界を感じ始めている40代像が浮き彫りになっている。

 就職活動では保守的といわれていた20代だったが、意外にも!?グローバルなチャレンジ志向が高まっていることが、この調査で判明した。

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