今月1日、日本学生野球憲章の改正後初となる、プロ野球チーム(巨人・二軍)と大学単独チームによる交流戦が宮崎市内で実現した。

1961年、柳川福三の中日ドラゴンズ入団をめぐり、プロ野球界と社会人野球界に大きな亀裂がはしった、いわゆる柳川事件から50年――。

TBS「S1」(5日深夜放送)で番組恒例コーナー「ノムさんのボヤキ部屋」に登場した野村克也氏は、「柳川事件があって、あれが50年前だよ。まだやってんのよ」と切り出すと、「俺はプロ入って、野球を教えて貰って、専門知識を得て、我が母国の高校野球の監督をやろうと思ってプロ入ったのよ。できないのよ。なんとかしてよ。なんでプロを嫌うの。アマチュア野球。さっぱりわからない。嫌われる理由が。なんか我々犯罪者みたい。完全な差別でしょ。プロアマの問題はとにかく怒り」と、貴重な前進となった今回のプロアマ交流戦を経て尚、アマ側に対する恨み節を披露した。

ちなみに、コーナーの冒頭では「一番ホットなニュースは最近は東京都の知事選でしょ。ダメかな、俺? 顔ぶれ見たら俺でもいけそうな顔ぶれじゃない? 怒られちゃうね。まあ、出ても転落、楽天」とギャグをかまし、笑いを誘ったノムさんだった。