ラフプレーに怒り爆発のオリヴェイラ監督「彼らのプレーは悪質」
2日にAFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節が行われ、アウェーで上海申花を対戦し0−0で引き分けた鹿島。日本代表DF岩政大樹が右目を負傷するなど、危険なプレーが相次いだ相手に対し、オズワルド・オリヴェイラ監督は怒りをあらわにしている。
2009年の同大会で対戦した際にも、MF野沢拓也が相手サポーターからレーザー光線を浴び、FW興梠慎三が相手DFに押しつぶされ右胸を負傷するなど、後味の悪さが残ったアウェー戦だが、今回も相手はラフプレーの連発。38分に興梠が背後からファールを受ければ、49分には岩政がひじ打ちを食らい右目下を負傷した。
試合後、オリヴェイラ監督は相手チームの度重なるラフプレーに怒りをあらわにした。
「彼らはホームゲームなのにまるで勝つ気がなく、自陣に引いて守り、明らかに引き分けを狙っていた」
「彼らはアグレッシブにプレーしすぎだ。彼らとの試合では毎回けが人が出ているんだ。こういった悪質なプレーはきちんと取り締まらなければ」
過酷な状況下で何とか勝ち点1をもぎ取った鹿島。次節は16日にホームでシドニーFCと対戦する。
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