幼稚園や小学校でのいわゆる"お受験"には、「親の力」による影響が大きいと言われます。また数年前には、一向に結婚しない子供たちに代わり、親同士がお見合いをする"婚活"サービスが始まったことも話題になりました。

 そして最近は、とうとう"就活"にまで親が関与しなければならない時代になったようです。

 「会社選び、エントリーシートから面接まで/親が「無知」だと内定できません」

 朝日新聞出版から、こんな衝撃的な言葉が並ぶムック本「『親力』で勝つ就活」が発売されました。

 「就活には、最も身近な大人である『親』の適切なアドバイスが必要なんです。ただ、企業も働き方も激変の只中にあって、親世代の常識は通用しません。思い込みで口出しすると足を引っ張りかねない。この本は、大学生の子を持つ親のみなさんに、厳しくなる一方の就活を正しくサポートしていただくために作りました。もう親力なしでは就活できない」と編集長の尾木和晴さんは刊行意図を述べています。

 ムックではまず「就職活動の基礎知識」で現在の就職活動の流れを、「なぜ僕たちは『無名』企業を選べたか」という項目で、当時まだ大企業ではなかったタリーズコーヒージャパンや、ミクシィ、ニトリへの就職を決めた若手社員のインタビューを紹介。「プロデュースは親、主演は娘 『二人三脚就活』で納得の内定」「エントリーシート&面接で親にできること、しちゃいけないこと」と続き、巻末にはアエラとUlletが共同調査をした「採用意欲の高い優良企業 平均年収TOP200」が掲載されています。

 タイトルは派手ですが、親にはもちろん、今就職活動をしている学生にとっても、就活というものを一歩ひいた目で見ることができる本書。もちろん内容を拡大解釈し、うまくいかない原因を子供が親に責任転嫁をするのも、親が子供の就活に過干渉になるのも間違い。様々な角度から就職を考えるための本として、就活に悩んでいる親子へのメッセージが詰まっている一冊です。



『「親力」で勝つ就活』
 著者:
 出版社:朝日新聞出版
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