今季はケガで難しいシーズンを過ごし、2月6日から戦列を離れているインテルFWディエゴ・ミリート。同選手は28日、スポンサーイベントの場で、バイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグに出場できるかどうか、次のように話している。

「ミュンヘンでのセカンドレグに出られるかどうかは分からない。でも、僕は冷静に過ごしているよ。回復して、またチームに貢献できるようになることだけを考えている」

「調子は良い。良くなっているところだよ。レオナルド監督は良いことを言ったね。不安にかられてはいけない。しっかりと治さなければいけないんだ。意欲はあふれているけど、シーズン終了まで試合に出られる状態に戻ろうというのが共通の考えなんだ。サンプドリア戦の勝利で落ち着いているよ。昨日の試合で素晴らしい勝利を収めたことが最も重要だった」

また、インテルのパフォーマンスと目標について聞かれると、ミリートは「僕らは多くのプレーシステムでうまくやってきた。それはサンプドリア戦でも見せたはずだ。スクデット、CL、コッパ・イタリアと、今はすべての目標をインテルが狙える状態だね」と語った。

一方、この日は新たな未来がインテルの扉を叩いている。フェイエノールトに所属する18歳のFWルク・カスタイニョスが、メディカルチェックと契約のためのミラノ入りしたのだ。同選手は空港に到着した際、次のようなコメントを残している。

「これが夢だったんだ。すごくハッピーだよ。僕が(ティエリ・)アンリに似ている? それはどうか知らないけど、僕はスピードとゴールセンスを持ったアタッカーだ。自分にできることを早くピッチで見せたい。インテルがこのチャンスをくれたことを、僕は誇りに思っている。イタリアで好きな選手は(ヴェスレイ・)スナイデルと(サミュエル・)エトー、それに(ディエゴ・)ミリートだ。インテルはとても強いチームだね」