3月1日、韓国歌手が竹島沖で海上コンサートを決行か

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三一節を明日に控えた2月28日、韓国では「独島(トクト、日本名:竹島)フェスティバル」が予定されていたが、悪天候により中止となった。同イベントで、東海(トンヘ、日本名:日本海)から独島を眺めながらコンサートを予定していた歌手キム・ジャンフンは無念さを露にし「三一節である3月1日に独島へ向けて出発する」と発言。再び、竹島周辺に緊張が走っている。

キム・ジャンフンは28日午前7時、ソウル市庁を出発し江陵(カンヌン)港へ到着したが、高波と悪天候のため出港できず、イベントの中止が告げられた。しかし、どうしてもコンサートを開催したいとの本人の要請により、その場でゲリラコンサートを強行。韓国の歌、『オー!必勝コリア』や『君へ』など全9曲を歌い、集まったファンとともに悔しさを歌に込めたという。

そして「28日のコンサートは中止となったが、1日に再び独島へ入港し、計画を実行する」と声高に宣言したのである。万が一、1日も天候が回復しない場合は6日に再挑戦、それでもダメなら、自身のスケジュールが空いている再来週に延期するとの意向を示しており、何としてでも計画を実行するつもりだ。

この計画は、キム・ジャンフンと徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授がタッグを組み進められているもので、2人は「東海から独島を眺めながらコンサートを開催することで、我々の領土であることを世界に知らせたい」と、コメントしている。なお2人は、2008年にドキュメンタリー映画『すまない、独島』を制作しており、これ以降、竹島と日本海を韓国領土であると、世界にアピールするプロジェクトを進めている。

三一節とは、日本統治時代に朝鮮半島で起こった三一運動を記念した国民の休日だ。もしもこの日に、本当にプロジェクトを遂行すれば、日韓関係に悪影響を及ぼすことは必至だろう。しかしその一方で、現在韓国では日本との関係よりも神経を尖らす問題がある。

つい先日、北朝鮮の体制を批判するビラを韓国軍が北に向けて散布したことで、北朝鮮側が「(これ以上、北朝鮮を)挑発すれば、ソウルが火の海となる戦闘になるだろう」と威嚇する内容の声明文を発表。さらには、28日から3月10日までの日程で、米韓合同軍事演習と野外機動訓練が始まったことを受け、「いつでも全面戦で対応する」と反発を強めているのだ。

北朝鮮への対応に躍起にならざるを得ない韓国が、例年のように三一節に日本に向けて何らかの行動を起こすだろうか。毎年のことながら今年も、3月1日は緊迫した一日になることが予想される。

参照元:AsiaToday.co.kr(韓国語)

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