社内秘と社外秘の意味は?
君、この書類は社内秘で頼むよ。いや社外秘か。違いがよくわからない!会議中に配布された資料を見ると、右上に「社内秘」と赤くスタンプが…。そして別の会議では、この会議の内容は社外秘でお願いしますと言われたり、いったい、社内秘と社外秘の違いは明確にあるのでしょうか教えて!gooでも質問があがっています。

社内秘と社外秘の意味は?

質問者mikipoohさんは、文字通りこの二つの秘密の意味について、どうちがうのか迷っているようです。それに対する回答は、

   「社内秘は、社内の秘密。社外秘は、社外に出してはいけない秘密。なのでは ないのかな?」(takntさん)

   「社内秘:発表前の人事・人事考課・各人の給与額。社外秘:営業情報・ノウハウ・仕入値・顧客別のマージンなど」(ma_さん)

   「社内秘=社内でも、特定の部署あるいは関係者以外には公開されていない情報。社外秘=社内では公開されているが、社外の人間には公開されていない情報」(noname#21343)

   「『社外秘』はともかく、『社内秘』って日本語として正しいですか? 聞いたことありません。社内の別の部署に知られてはいけないような事柄であれば『部外秘』が正しいです。社内だけの秘密という意味で『社内秘』というのは、意味が通じないことはありませんが、用法とし『?』ですね。そういう意味では『社内限』という言い方が好ましいと思う」(ng001さん)

回答された方の大勢は、社内秘は「社内でも一部にしか知られてはならない。担当外には漏れてはいけない秘密」。社外秘は「社外の人には知られてはいけない。会社から外に漏れてはいけない秘密」という意見でした。

■いろいろある秘密。なにか基準はないのか?

情報セキュリティの規格であるISO27001(JISQ27001)では、一例ですが、情報の区分を以下の通り分類していました。(個人情報は最近特に厳しいので漏洩リスクが上がっています)

・極秘=社外に漏れた場合、会社経営に重大な損害をうけ、企業存続が危ぶまれる情報。あるいは社内の企業運営に重大な損失を与える情報で、情報セキュリティ管理責任者が指名した人物のみ知り得ることのできる情報(社外:新技術を使用した発表前の新製品情報 社内:社員の個人情報・非公開の経営指標等)

・秘=社外に漏れた場合、会社経営に中程度の損害をうける情報だが、企業存続を危ぶむ程度ではない情報。あるいは社内の企業運営に重大ではないにしろ損失を与える情報で、特定部内の人物のみが知り得る情報。(社外:既成の技術を使用した新製品情報 社内:社員の人員配置計画など)

・社外秘=社外に漏れた場合、小規模の損害をうけるか、損害はほとんど予測されない情報。社内には周知してよい情報(その会社の社員でしか知り得ない情報で、上記極秘・秘に属さず、社外に漏らすことが好ましくない情報。たとえば発表後の組織人事情報等で対外発表しないもの)

・一般=公知の情報。すでに社外に向けて公開している情報(発表後の新製品情報のうち発表された部分のものなど)

その他にも私の会社では「貴職限」「部担当限」「部長職以上限」など、会社独自の開示範囲を定めています。答えとしては、「社内秘」はISO27001では極秘か秘、「社外秘」は文字通り「社外秘」となりますが、杓子定規にはなかなか判断できないのが、難しいところですね。皆さんの会社ではいかがでしょうか。

桜井 規矩之左右(Kikunozou Sakurai) →記事一覧

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