インテル長友、先発フル出場。チームもリーグ戦3連勝

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 27日、セリエA第27節が行われ、サンプドリアとインテルが激突した。

 インテルのDF長友佑都は主戦場である左サイドバックではなく、右サイドバックとして先発出場を果たした。

 前半、インテルはボールを保持してサンプドリアを攻略しようとしたが、サンプドリアは組織的な守備ブロックを作って簡単に攻め込ませない。また、守ってから素早いカウンターも見せるなどして、インテルに対抗した。

 前半はスコアに動きがなく、0−0で折り返す。そして迎えた73分、ゴール前でFKのチャンスを得たインテル。壁が完全にでき上がる前にMFウェスレイ・スナイデルが、正確無比なキックでゴールネットを揺らしてインテルがようやく先制した。

 さらに試合終了間際には、FWサミュエル・エトーが左サイドからドリブル突破で中央に切れ込み、右足を振り抜いて2−0とした。

 試合はこのまま終了。インテルはリーグ戦3連勝として、28日に試合がある首位ミランとの勝ち点差を2とした。

 右サイドバックで先発出場した長友は、90分間落ちない運動量でフル出場を果たした。前半から積極的なオーバーラップを見せ、ゴール前にクロスを供給するなど持ち味を発揮。後半も同様に鋭いクロスを上げるなどして勝利に貢献した。

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