2月27日(日・現地時間)、豪州ニューサウスウェールズ州シドニーのエイサー・アリーナでは、UFC127「Penn vs Fitch」が開催された。

昨年2月、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップといったPRIDEビッグネームを投入し、17,000人以上の観客を動員したUFC110から一年。今年の豪州大会、そのメインイベントは、8連勝でGSPに敗れるも、以後5連勝中の“ザ・地味強”ジョン・フィッチと、4度目のウェルター級転向後、2戦目となるBJ・ペンの激突だ。

序盤からテイクダウンを狙っていく両者。削り合いの様相を呈しながらも、初回はBJがテイクダウンからバックマウントを奪って先制、2Rにはお互いに、そして最終回には疲れの見えるBJからフィッチがテイクダウン+パウンド&エルボーと一気呵成に攻め立てた。

試合は3Rを終え、判定になると、ジャッジの裁定は29-28が一人でフィッチ、残りの二人が28-28とドローとなり、1Rと2Rを微差でBJが制し、最終回にフィッチが2Pを取り返した格好で引き分けに終わった。

また、日本から出場を果たした福田力は、TUFシーズン11に名を連ね、ヒザの負傷で途中リタイアとなるも、シーズンウィナーのコート・マクギーを判定で破っている実力者=ニック・リングと対戦した。

初回から度重なるテイクダウンを決めた福田は、スタンドでも決して後れをとることなく試合をコントロール。終盤も、再びトップを奪うとケージ際では万全のハーフガードの態勢となり、ブレイクが掛かるまで、しっかりとトップキープに専念するなど、完璧なゲームを遂行したが、ジャッジの裁定は驚くことに3者とも29-28でリングを支持。全く理解できない裁定によって、福田はUFC初陣を勝利で飾ることはできなかった。
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