使い方を間違えるととんでもないことになる英語表現

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 昨年、楽天やユニクロなど大手企業の社内英語公用化が大きな話題になりました。グローバル化に対応するため、今後追随する日本企業が増えていく流れになるのかもしれませんね。
 日常英会話は少し位間違えても意味が伝われば大丈夫ですが、ビジネス英語はそうはいきません。ビジネス英語は、単に相手とコミュニケーションが取れればよいのではなく、説得や交渉をする必要があり、自分の発言が相手にどんな受け取られ方をするかということまで考えなければいけないのです。
 今回は『出社してから帰るまで ネイティブに伝わるビジネス英語700』(デイビッド・セイン/著 アスコム/刊)より、間違って使うと相手に誤解を与えてしまいやすい英語を紹介します。

■「おつかれさまでした」と言いたい時
 仕事が終わって帰る同僚に一声かけたい時、英語では何と言えばうまく伝わるのでしょうか。

・伝わりにくい表現
You look tired.(君にはこの仕事、難しいでしょうね。)

・伝わりやすい表現
You must be tired.(色々大変でおつかれでしょう。)

 「おつかれさま」「いただきます」など日本語には状況を表す特有の言葉がありますが、英語には厳密に対応する言葉がありません。小馬鹿にされている、という印象を持たれないように、「その仕事が大変だから、疲れるのは当たり前ですよね」というニュアンスを出しましょう。

■お礼を言われた時
 お礼を言われた時に使う「どういたしまして」も言い方によってはだいぶニュアンスが違ってしまうようです。

・伝わりにくい表現
It’s okay.(ま、いいよ。)

・伝わりやすい表現
It’s my pleasure.(どういたしまして。)

 お礼を言われたら、こちらも気持ちのよい一言を返したいですよね。「いえ、大丈夫ですよ」のつもりでIt’s okay.と言うと、ちょっと上から目線の一言に聞こえてしまいます。この「どういたしまして」というフレーズは覚えておくと便利です。

■会議などでいい質問をした人に言う一言
 会議で本質を鋭く突く質問をした部下には「いい質問だね」と言ってあげたいものですが、これも使い方を間違えるととんでもないことになってしまいます。

・伝わりにくい表現
Good question.(さっぱりわからないな。)

・伝わりやすい表現
That’s an interesting question.(いい質問ですね。)

Good は「かなりの、相当な」という意味がありますが、ここでは「相当な質問。かなり難しい質問」という意味になります。日本人がよく間違える表現なので、「いい質問」というニュアンスがでるようにしましょう。


 ビジネス英会話で相手に誤解を与えてしまうと、後々大きな損害を被ることになりかねません。そんなことにならないためにも自分の意図が正確に伝わる英語は正しい英語を身につけておくことは、社内英語公用語化の時代を迎える上で大切になります。
(新刊JP編集部/川口絵里子)


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