脅迫を受ける長友の古巣会長「これはチェゼーナではない」

写真拡大

 日本代表DFの長友佑都を期限付きでインテルに移籍させたチェゼーナ。イタリアメディアは、同クラブのイゴール・カンペデッリ会長がサポーターから脅迫されていると報じ、これ以上続く場合、同会長はクラブの会長職を辞する構えを見せているという。
 
 サポーターは会長に電話をかけ、マッシモ・フィッカデンティ監督解任を要求。抗議や脅迫は電話だけにとどまらず、クラブグッズを販売している店舗にまで及んでいる。
 
 今回の事態に同会長は、「もし、再び野蛮な行為が行われたなら、私は全てを放棄する。今シーズン終了後、セリエA、セリエB、関係なく、優秀な選手を売却して、チームの鍵を市長に渡すよ。そしてチーム登録もしない。アマチュアリーグからの再スタートすることになる」とコメント。
 
 また、「これはチェゼーナではない。野蛮な行為だ。スタジアム内の抗議は、サッカーの一部だから恐れない」とも発表した。

 チェゼーナは第26節を終えて、勝ち点22で降格圏内の19位に低迷している。

【関連記事】
インテルの長友、初のフル出場で2連勝に貢献
長友佑都インタビュー「世界一のサイドバックになる」
長友佑都インタビュー「スタミナの原点は駅伝」
長友佑都インタビュー「自分だけのストロングポイント」