ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が辞任したことは、大きな話題を呼んでいる。ローマではこのことばかりが話題となった。一方で、イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督は、イタリア『ラジオ・アンキーオ・スポルト』のインタビューで、次のように話している。

「辞任というのは、大いなる責任感や尊厳を示す行動なんだ。私が詳細について語ることはない。チーム(ローマ)のことを知らないからだ。ただ、我々の目には去年のローマが映っている。リーグ戦の最後までインテルと争うことができたチームだ。何かが中断するとき、その責任が一人の人間にしかないということは決してないと思う」

また、かつてローマの指揮官だったカルロ・マッツォーネ氏も、ラニエリ監督の“味方”の一人だ。

「残念ながら、常に代償を払うのは我々指揮官なんだ。もはやサッカーのシステムとはそうなっているんだよ。ラニエリは辞任したことを非常に悔しく思っている。だが、偉大な男の行動だったよ。彼のことが分かるのは私だけだ。我々はともにローマに生まれ、ローマというチームで育ち、ローマでプレーして、ローマを指揮した。我々はこのチームの大ファンなんだよ」

「彼は自分よりも大きな状況の代償を払ったんだ。このクラブの将来に関して、選手たちがとても心配しているように見える。そして彼らは、落ち着いてプレーしていないんだ」

また、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は「ラニエリの辞任はまったく理解できない」とコメントしている。

ラニエリ監督がローマに別れを告げた一方で、ブラジルに帰国中のFWアドリアーノは、イタリアへ戻る日付を延期している。同選手はイタリアへ向かう飛行機に乗るはずだったが、チェックイン締め切りの直前に予約をキャンセル。代理人のジウマール・リナウディ氏は、アドリアーノが予定どおりにイタリアへ向かうと保証していたが、やはりインペラトーレ(皇帝の意。アドリアーノの愛称)の場合はサプライズに事欠かないようだ。