中途採用では、業種によって異なる特徴的な選考基準がある――インテリジェンスが、直近1年間で正社員の中途採用活動を行った企業の採用担当者2760人を対象に選考重視点についてアンケート調査を行った。

 採用担当者に中途採用の書類選考と面接での合否判断で重視する点を聞いたところ、両者ともに「職務経験」(書類選考 66.0%、面接52.1%)が最多となった。

 他には、書類選考では「スキル」(39.9%)、「熱意・ポテンシャル」(34.6%)、面接では「熱意・ポテンシャル」(41.8%)、「スキル」(30.0%)が重視されている。

 さらに、業種別に評価ポイントを見てみると、社会人、学生ともに人気の高い総合商社では、書類選考時に「語学」を重視するとの回答が16.5%と、全体平均値8.0%を8.5ポイント上回っている。

 「語学」はメーカーでも重視されており、電気・自動車系メーカー(書類選考プラス7.2ポイント、面接プラス5.5ポイント)、食品・消費財系メーカー(同プラス5.4ポイント、同プラス4.5ポイント)で、ともに平均を上回っている。

 顧客接点の多いサービス業では、「外見・第一印象」の評価ポイントが、小売業(同プラス7.7ポイント、同プラス11.5ポイント)、旅行・宿泊・レジャー(同プラス3.7ポイント、同プラス9.8ポイント)と高く、対人印象が重要視されている。

 その他の業種では、金融・保険は「仕事の成果」、建築・不動産や医療・介護は「資格」、官公庁・学校は「学歴」を重視するなど、業種によってポイントが異なっている。

 同社の調査は、2010年12月16日〜22日の間、北海道、関東、関西、東海、九州エリアで、直近1年間で正社員の中途採用活動を行った企業の採用・人事担当者を対象に実施し、2760人の有効回答を得た。

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