リーガ対レバンテ戦を2−0で快勝したR・マドリー。この試合でモウリーニョ監督の大記録が生まれた。なんとポルトガル、イングランド、イタリア、スペインという強豪揃いのリーグでホームゲーム148試合負けなし。9年間リーグ戦ホーム試合負けなしという大記録を樹立した。

 モウリーニョ監督がホームで最後に負けたリーグ戦は、ポルトガル時代に遡る。2002年2月23日の対ベイラマル戦でFCポルトを率いていた時代に敗れていた。それ以降、FCポルトで38試合、チェルシーで60試合、インテルで38試合、そして今シーズンはR・マドリーで12試合無敗。123勝25引き分けでホームでは圧倒的な数字を残している。

 チェルシーでは3年間スタンフォード・ブリッジで負けなしという驚異的な強さを発揮していたモウリーニョ監督。バランスを常に重視した攻守で安定した戦い方を好み、手堅いサッカーで今シーズンもR・マドリーでリーガホーム無敗を続けている。最大の難関は4月のクラシコになりそうだ。

(スペイン通信)