インテルは19日のセリエA第26節で、カリアリをホームに迎える。MFヴェスレイ・スナイデルとDFルシオが招集メンバーに含まれていないが、バイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのことだけが理由ではないようだ。レオナルド監督は前日会見で次のように話している。

「スナイデルとルシオが100%の状態なら、招集していただろう。スナイデルは長く戦列を離れていたし、それから4試合連続で激しいゲームを戦ってきた。ちょっと疲れや小さな問題があるのは普通だよ。ルシオはタイミングを尊重しなければいけない。彼も、もう数日待った方が良いと分かっている」

「バイエルン戦に気をそらされることは恐れていない。結果という点でも、このチームは継続性を示してきた。このチームにはすべてに勝ちたいという意欲があり、一つの目標だけを選ぶことはできないんだ。それに、ウチはメンバーを交代させられるだけのチームだよ。いずれにしても、高い意欲を持ち続け、勝つためにピッチへ向かう」

また、レオナルド監督は個々の選手や戦術面についても、次のように言及している。

「エトーを右サイドに? 我々には多くの戦術的選択肢があり、それもその一つだ。中盤は状況をコントロールしなければならない。(エステバン・)カンビアッソとチアゴ・モッタをセンターに? コンディションや対戦相手にもよることだ。中盤の選手は全員、すべてのポジションでプレーできるしね」

「(アンドレア・)ラノッキアにはとても満足している。彼は慣れるための期間を終えた。インテルだけでなく、イタリアサッカー全体にとって、彼がこういうプレーをしているのを見られるのは、とても素晴らしいことだろう。(イバン・)コルドバは本当の手本だよ。ケガや難しい時期であっても、彼は何も言わずに前進する。グループにとって重要な選手だ。(マルコ・)マテラッツィは出場機会こそ少ないが、練習では全員のペースを高めてくれる選手だ。ここで出会った選手たちは、監督にも力を与えてくれる」

「長友(佑都)はすでに偏見を乗り越えたと思う。フィオレンティーナ戦は彼にとって簡単な試合ではなかった。戦術的な解釈に関してもね。ちょっと緊張してスタートしたが、徐々に伸びていったよ。ポジティブな答えを見せてくれた。彼は本当に代わりとなれる選手だ。左サイドで違う何かをもたらしてくれる」