バンダイ“大人の超合金”第3弾は『はやぶさ』 帰還から1周年の6月24日発売へ

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バンダイは、大人向けのこだわりホビーアイテム『大人の超合金』シリーズ第3弾『小惑星探査機はやぶさ』を発売することを発表。東京・商工会議所で製品発表会を開催しました。発売日は、『はやぶさ』が7年の旅を終えて地球に帰還した日から1周年を迎える6月24日となっています。

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1/24スケールの完成品モデル
『大人の超合金』シリーズは、実在する造形物をリアルに再現する完成済みモデルで、2010年3月には『アポロ11号&サターンV型ロケット』、2010年12月には『スペースシャトル エンデバー号』を商品化しています。第3弾の企画は別にあったそうなのですが、昨年の『はやぶさ』帰還がネットを中心に大きく話題になったことから、昨年6月に急きょ『はやぶさ』の商品化を決定。開発がスタートしたとのこと。

耐熱フィルムのしわまで再現
JAXAの協力により、1分の1の模型やCGデータの提供を受けて設計された24分の1スケールの造形は、大人向けにふさわしいリアルなもの。本体を包む耐熱フィルムのしわまで精巧に再現されています。特に耐熱フィルムの色は、JAXAから実際に使われたフィルムのサンプルを元に忠実に再現しているとのこと。

ロケットから放出された状態
左右のパドルを展開
1枚のパドルに
アームを広げる
完成
打ち上げから帰還までの『はやぶさ』のストーリーを再現できることも大きな特徴。まず、ロケットから宇宙に放出され、太陽電池パドルを展開する動きを再現できます。たたんだ状態から左右のパドルを広げて1枚のパドルに展開し、アームを広げて完成。

イオンエンジンの動作をLEDで再現
4基搭載されたイオンエンジンは、LEDを点灯させて動作を再現。付属のリモコンで点灯を切り替えられ、小惑星イトカワへの到着から帰還に至る、エンジントラブルから復旧までも含む行程を再現します。イトカワにタッチダウンし、サンプルを回収した『サンプラーホーン』は、パーツの交換で伸縮を再現。イトカワに着地する目標として投下された『ターゲットマーカー』も付属します。

カプセル用アーム
可動式アームも
地球に帰還したカプセルの射出は、ディスプレー用アームに取り付けられる透明の専用アームでその動作を再現。

台座用フォトシート
ディスプレー用の台座は、裏側を鑑賞できる鏡面仕上げ。台座用にフォトシートが付属し、行程に合わせて地球、イトカワ、イトカワ地表と張り替えて使うことができます。“ラストシューティング”と話題になった、『はやぶさ』が最後に撮影した写真のフォトシートもあり、『はやぶさ』帰還の感動を余韻と共に楽しめそう。

セット一式。右下がミネルバ
『はやぶさ』からイトカワに射出されるも着地できず、ミッションで使われることがなかった子探査機『ミネルバ』も付属するという、マニアを満足させる内容となっています。

初回生産分には1/144スケールのはやぶさも付属
初回生産分限定で、144分の1スケールの『はやぶさ』が付属。こちらは、過去に発売された『アポロ1号』や『エンデバー』と同じスケールとなっています。並べて飾って、日米の宇宙開発の歴史に思いをはせてみるのはいかが。

気になる価格は、2万4150円(税込み)。機械、テクノロジー、宇宙好きの30〜60代男性をターゲットにしているだけあり、大人価格となっています。「買えない」という方には朗報が。バンダイは、『はやぶさ』の功績をたたえると共に、日本の科学技術の振興に貢献したいという考えのもと、全国の科学館、博物館50か所に同製品を贈呈する予定とのこと。3月1日から同社の『魂ウェブ』( http://www.tamashii.jp/ )で、寄贈先の募集告知を開始する予定。この夏、全国の科学館や博物館に同製品を展示した『はやぶさ』コーナーが設けられることになりそうです。

『大人の超合金 小惑星探査機はやぶさ』主な仕様
サイズ:約W254×D185×H129mm
電池:単4電池×2本、CR2032×1個(別売り)
セット内容:はやぶさ本体、ディスプレー台座、赤外線リモコン、ミネルバ、サンプラーホーン、台座用透明プレート、台座用フォトシート(4種)、カプセル用アームA・B、特別冊子


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