インテルは16日のセリエA第17節未消化分で、フィオレンティーナに敵地で2−1と勝利を収めた。レオナルド監督は試合後、声を嗄らしたとのことで、ジュゼッペ・バレージ助監督が試合を分析している。

「重要な勝利だ。これが最も重要な勝利になるかどうかは、今後の試合を見てみよう。だが、ユヴェントス戦での敗北を受けて、勝ち点3を手にしなければならなかった。我々はリーグで最も好調なチームの一つと対戦したが、すぐに良い形でピッチに入ることができたよ。まとまっていて、ゴールを奪うことができた。前半途中に少し苦しんだけど、相手がいることも忘れてはいけない」

インテルはDFアンドレア・ラノッキアが見事なプレーを見せ、特に守備面でチームが良い反応を見せている。バレージ助監督も「彼と(イバン・)コルドバは、若さと経験のミックスなんだ。一緒にプレーできることを示してくれた。ラノッキアは素晴らしい選手で、これからまだまだやってくれるだろう」と賛辞を送っている。

さらに、終盤に疲労し切っていたMFヴェスレイ・スナイデルに対しても、バレージ監督は「彼は良い試合をしたね。犠牲を払う必要があるときに、それをやってくれた。疲れて試合を終えたけど、よくやってくれたよ」と称賛した。

この勝利で、インテルはラツィオを抜いて3位に浮上し、首位ミランを再びターゲットにとらえている。だが、バレージ助監督は順位表を見てはいけないと話している。

「我々はまだ後ろにいるんだ。取り戻さなければならないし、今日のようにすべての試合をファイナルのように戦わなければいけない。勝利を目指して1試合ごとに戦っていこう。今日のチームは良い答えを見せてくれた」

「我々はインテルを信じている。このチームの力と、失ったものを取り戻そうという意欲を信じているんだ。自分たちの歩みを続けていこう」