厚生労働、文部科学、経済産業の3省は16日、大学生等の就職活動が依然として厳しい状態にあることから、3大臣連名で2012年4月卒業予定者の採用枠拡大等を産業界の主要経済団体に要請した。

 主要経済団体、業界団体の247団体に対し3省が要請した内容は、?2012年3月卒の新規学校卒業予定者のための採用枠の拡大、?卒業後3年以内の既卒者に対する新卒枠での応募受付、?学事日程に配慮した採用活動の実施、?2011年3月卒の未内定者のための追加求人の提出などだ。

 景気の回復が不透明で、2012年も引き続き厳しい就職活動が予想されることから、各都道府県労働局と新卒応援ハローワーク等からは、今後、主要企業や公的企業等に対して要請書を送付するなど、新卒者等の採用枠の拡大等を働きかける予定だ。

 2011年卒の未内定者には、各地の「新卒応援ハローワーク」等では、“ジョブサポーター”が助言や支援を行った結果、2011年1月までに、延べ124,800人が新卒応援ハローワークに訪れ、12,545人の就職が決まっている。 また、ジョブサポーターの支援により、25,140人の就職が決定している。

 しかし、いまだに進路が決まらない2011年3月卒予定の未内定学生は多く、3月の卒業が目前に迫っている。

 文部科学省と経済産業省では、こうした深刻な事態を踏まえ1月18日〜2月6日の間、「卒業前最後の集中支援」として、延べ27,390人に対しジョブサポーターが電話連絡を行った。

 また、特例的に拡充した奨励金を活用する求人を新たに52,981人分(2011年2月6日現在)確保するなど、1人でも多くの学生を就職させるように取り組みを進めている。

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