転職者が会社選びで重視したことは将来性、安定性――こんな結果が、リクルートが15日、発表した2010年10月〜12月の転職者の動向・意識調査で分かった。

 2010年10月〜12月に転職者した人が、転職先を選択するにあたって重視したことは、「仕事内容」が前期同様、最も高く86.0%となった。変化が顕著だったのは「会社の理念やビジョン」(35.6%)、「会社の規模・知名度」(25.3%)で、前期(7月〜9月)に比べ割合が増加している。

 一方、転職者の退職理由は、前同期と比べ、「会社倒産、人員整理・解雇」(16.7%)で8.2ポイントの減少となったが、「会社の将来性や方向性への不安」(49.8%)、「賃金への不満」(24.5%)などが増加する結果となっている。

 転職者の活動状況は、平均応募者数は前期より2.8社減少し、20.6社。平均転職活動期間は、前期より0.2カ月減少し、5.5カ月だった。

 昨年前半まで続いた企業の人員整理や解雇、倒産が一巡して、転職者の退職理由に大きな変化がでてきているほか、転職先の選択で重視するポイントも会社の将来性と安定性を志向する傾向が明らかになっている。

 調査は、同社が運営する転職サイトの退会者2万9896人にアンケートを実施し、回答者から転職決定者の情報を抽出し集計した。

業種によって異なる中途採用の選考基準
「働きがいのある会社」ランキング
人材採用の専門誌が評価する「人材紹介会社」

日本人材ニュースCarrera」は働く・学ぶ・遊ぶ・暮らす−キャリアニュースサイト。「中立公正」「確かな取材活動」で情報提供を行っています。