かつて、高学歴、高収入、高身長の「三高」が理想の結婚相手と言われた時代がありました。こうした条件から漂う"エリート感"が相手に期待されているのでしょうが、書籍『いい男に最短で出会う本』の著者・ますい志保さんは、「これだけ条件が揃っていても、幸せにできるかどうかは別」と指摘します。

 ますいさんによれば、ただ「弁護士、医者、東大」といったキーワードに憧れてしまう女性は要注意だとか。「幸せにできる」とは、人としてトータルな能力が要求されることであり、必ずしも肩書きに結びつくものではありません。

 相手の学歴や収入がそのまま幸せに結びつくと考えるのは早とちり。では、何が必要なのか?

 ますいさんは、「何よりもまず、価値観が同じ人を大切に」と言います。桜がきれいだねと一緒に共感してくれたり、「この間、こんなに楽しいことがあった」と一緒に笑いあえる人のことです。感覚や価値観の合わない相手は、いくら条件がよくても、あまりいい相手とはいえません。物ごとの感じ方がまったく違うようでは、長い共同生活をしていく中で、むしろ自分の方が追い詰められてしまうのです。

 「人は肩書きの先、が問題なんです」

 そうますいさんは語ります。確かに肩書きや収入はその人を表す重要なバロメーターです。しかし、それはあくまでその人の一部分でしかありません。自分と比べて、感覚や価値観の「バランスがとれているか」。そうした点を意識することが、パートナー選びには重要なのかもしれません。



『いい男に最短で出会う本』
 著者:ますい志保
 出版社:朝日新聞出版
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