菅首相が党首討論に持参したカンニングペーパー

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 首相就任から8か月、菅政権で初めてとなる党首討論でのこと。自民党の谷垣総裁から「マニフェスト破綻内閣」「税制改革の前に解散しろ」と、矢のような口撃を受けた首相は、「議論もしないで解散しろというのは、国民の利益より党の利益を優先した提案ではないですか」と、“真摯な姿勢”で“お尋ね”した。

 さて、そんな首相の手元をご覧ください(写真)。どうやら「国民に見せたいイメージ」があったようです。

「国を考えてる民主vs党を考えてる自民」「大局を見つめる菅vs政局しか見ない谷垣」「真剣に議論を呼びかける菅vs拒む谷垣」――。

 なんともセコすぎる“菅ペ”。

 そんな“初党首討論マニュアル”には、「×詰問 ○真摯に」「×無難に乗り切る時間にしよう ○国民に示す時間にしよう」「×政策の比べあい ○リーダーの器の比べあい」なんて大変貴重な手ほどきまで書いてありました。

 子ども手当も沖縄問題も、なんにもマニフェストが実現されていない民主党政権に、もう国民はみな「感情(怒り・苛立ち)を表に」し始めておりますよ、総理!

撮影■太田真三

※週刊ポスト2011年2月25日号




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