長友途中出場もインテル敗れ連勝ストップ

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72分から途中出場した長友だったが、チームはユヴェントスに敗れている


 13日にセリエA第25節が行われ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルとユヴェントスの"イタリア・ダービー"が行われた。

 長友がベンチスタートとなったこの試合は、ユヴェントスが先手を奪う。30分、フレデリク・ソーレンセンの右サイドからのクロスにアレッサンドロ・マトリが頭で合わせてゴールネットを揺らした。インテルはシュート1本と完全に沈黙し前半を折り返す。

 後半もマトリがフリーでヘッドを放つなど、ユヴェントスペースは変わらない。インテルは72分、エステバン・カンビアッソに代えて長友を投入。左サイドバックに入った長友が積極的にオーバーラップを仕掛けることで、左サイドのサミュエル・エトーがフリーになり始める。

 そして迎えた88分、右サイドを上がったマイコンのグラウンダーのクロスに、ファーサイドでフリーのエトーが合わせるが、これは惜しくもバーに嫌われ決定的なチャンスを逃してしまった。

 その後はユヴェントスがインテルの攻撃を落ち着いてはね返し試合終了。注目のイタリア・ダービーは1−0でユヴェントスが制した。

 ダービーに敗れたインテルは、連勝が3でストップしている。

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