相撲界の八百長スキャンダル発覚について、中国新聞社は「日本国民は八百長に対して憤慨(ふんがい)し、恥ずべきことだと見ている」と報じ、相撲界の威信にかかわる事態に発展したと報じた。  相撲界の八百長疑惑は以前から存在し、1997年には『週刊現代』が八百長疑惑に関する証言を掲載した。しかし、日本相撲協会は名誉棄損で『週刊現代』を告訴し、最終的には証拠の信ぴょう性に欠けるという理由で『週刊現代』が敗訴した。

 近年の相撲界では大麻使用による解雇処分をはじめ、横綱・朝青龍の暴力ざたによる引退、さらに力士の野球賭博への関与などスキャンダルが相次いでいる。記事は、「八百長は日本の国技である相撲の基本的信念にそむくものであると同時に、国民の信頼に背く行為だ」と報じた。

 続けて記事は、日本拓殖大学の朱炎教授の言葉を引用し、「八百長発覚によりメディアの厳しい追求を受け、改めて世論による強力な監督を維持することの重要性が示された。相撲界はこれまでごく閉鎖的なシステムの中で操作されていて、それぞれの部屋の教育管理も不透明だった。これでは問題が起こることは間違いない。メディアや世論の厳しい監督がなければ、最近発生したような一連の問題は人知れず蔓延(まんえん)し、相撲会発展の障害となる。メディアと世論の監督があってこそ、相撲界はさらに透明で公正かつ調和のとれたものになる」と報じた。(編集担当:畠山栄)



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