インターナショナルデイの9日、世界各地で国際親善試合が行われたが、中でも注目されたのが、1972年以来の顔合わせとなったアルゼンチン対ポルトガル戦。ラリーガで得点ランク首位に並ぶ新旧世界最優秀選手のリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドが直接対決したわけだが、軍配はメッシ自らの得点でアルゼンチンに上がった。
ジュネーヴで行われた試合で、アルゼンチンは14分、メッシのお膳立てでディ・マリアがネットを揺らして先制。しかし、その7分後にはロナウドがポルトガルに同点ゴールをもたらした。試合はそのまま1−1のドローに終わるかと思われたが、試合終了直前、メッシがPKを決めて、アルゼンチンが2−1の勝利を手にした。

一方、レアル・マドリーのもう1人のFWカリム・ベンゼマは、ブラジルとの親善試合で唯一のゴールを決めて、フランスに1−0の勝利をもたらした。

また、スペインはダビド・シルバのゴールでコロンビアを1−0で下し、4試合ぶりの勝利。ドイツ対イタリアはクローゼのゴールでドイツが先制するも、イタリアはロッシの終盤のゴールで追いついて1−1のドロー。イングランドはベントとヤングのゴールでデンマークに2−1と逆転勝ちしている。