プロ野球キャンプで一際注目を集めているのが、いわずもがな、北海道日本ハムファイターズの名護キャンプだ。ファンやマスコミのお目当ては、当然、ダルビッシュ有と斎藤佑樹の揃い踏みである。

だが、8日(火)発売の「週刊アサヒ芸能」(2.17号)では、『「それ、何か関係あるんですか?」斎藤佑樹が「イチロー化」し始めた!』と題したレポートを掲載している。

イチローの個人事務所「バウ企画」と契約したことで斎藤にはある変化が生まれたようだ。同誌にコメントするスポーツライターは、「最近、佑ちゃんがイチロー化しつつあると言う記者もいるんです。誠実で穏やかな対応は以前と変わりないのですが、取材でははっきりと自己主張するようになった。イチローの個人事務所『バウ企画』と契約して、マスコミ対応について指示をもらっているのでしょう。1月30日にイチローと一緒にトレーニングをしているので、個人的に何らかのアドバイスをもらったのかもしれません」と語る。

実際、キャンプイン目前の鎌ケ谷スタジアムで髪の毛を切った斎藤に「どこで切ったの?」と尋ねた記者に、「それ、関係あるんですか」と答えたとされる斎藤。同じく同誌に語るベテラン記者は、「『朝御飯は何を食べましたか』などと、トンチンカンな質問をするレポーターがいて、イチローが『それと野球と関係あるんですか』と声を荒げたことがあった。以後、球団広報はマスコミに、野球と無関係のプライベートな質問を自粛してほしい旨を申し入れしましたが、その時のオリックスの広報担当が、他でもない現在のバウ企画の社長なんです」と明かす。

人気が故、マスコミから見当違いの質問を受けることも多い斎藤。今後は、斎藤に強引な取材をしようものなら、イチローの取材ができなくなるという無言の圧力もあるというから、斎藤にとっては野球に専念できる環境を掴んだということになるのか。その他にも、同誌は斎藤の個人事務所設立にも言及している。

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