日本みやげ:11種の『キットカット』食べ比べ

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Matt Morgan

今週末、我が家ではちょっとしたパーティーが開かれた。最近日本を訪れた私は、スーツケースを各種のキットカットで一杯にして帰ってきたのだ。

[キットカットには100以上の種類があるが、そのほとんどが日本産だ。]地域限定や季節限定で生産されている。私は日本訪問中に、11種類のキットカットをゲットすることができた。

以下、みんなと分け合って食べた感想を紹介しよう。

しょうゆ風味は大人気:

東京限定の「[江戸仕立て・]しょうゆ風味」のキットカットは、パーティーでは大人気となった。その秘密は、しょうゆとはまったく違う味という点だ。

たとえて言えば、棒状のフレンチトースト、あるいはもっと近いのは、シロップとバターをたっぷりかけたパンケーキが山のように積み重なっている感じだ。愛情のこもった朝食の匂いを、50センチメートルほど離れて嗅いだときのような匂いでさえある。

われわれの中でも特に果敢なグルメの数人は、これらの味の分解を試みた結果、バタースコッチとバニラをブレンドしたものということで合意した。

わさび風味も驚きのヒット:

関東限定で売られている「わさび風味」も、驚きのヒットとなった。

米国人がわさびだと思っているものは、実際にはホースラディッシュとマスタード、コーンスターチ、食用着色剤から作った模造品だ。本物のわさびにも、実に強力なつんと来る辛味があるが、ホースラディッシュで経験することがある「鼻腔が麻痺するような」不快な作用はない。

わさび味のキットカットは、刺激は少ないがほてるような、多くが後味として残る、本物の「わさび味」に忠実であることがわかった。ウィスキーを飲んでいる時にもたとえられる。どちらも、胸の中に感じが長く残るからだ。

かなりの叱咤激励を経た後、味見に最も気乗りがしなかったメンバーも説得されて試食し、全員一致で「おいしい」との賛同を得た。

(2)へ続く

WIRED NEWS 原文(English)

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