韓国の警察当局は6日、小中高校で卒業式シーズンを迎えることから、「全裸の卒業式」の取り締まりを集中的に強化すると発表した。韓国メディアが伝えた。

 同国では数年前から卒業式後のイベントとして、先輩が卒業生を全裸にしたうえで、小麦粉や生卵を投げ付けて暴行する“全裸儀式”が習慣化している。2010年2月、暴行現場を映した動画がインターネット上に流れたことで、同国社会で大きな物議をかもした。

 警察当局は約4万7000人の警察官を動員し、卒業式シーズンとなる8日から17日にかけて集中的に「全裸の卒業式」の取り締まりを実施する。処罰対象は、裸の強要、裸で街を闊歩(かっぽ)、裸の撮影・配布、金品の恐喝、小麦粉や生卵を投げつけるなどの行為。

 摘発された場合、共同暴行として3年以下の懲役または750万ウォン(約55万円)以下の罰金に処される可能性がある。特に裸の強要や裸の撮影・配布は性暴力特例法が適用され、厳しい処罰が下るという。(編集担当:新川悠)



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