今朝(2011年2月8日)も「とくダネ!」のメインは相撲八百長問題。徹底解明の掛け声とは裏腹に、特別調査委員会からまたも「把握が難しい」という『言い訳』が早くも聞こえてきた。

   八百長メールで名前の挙がっている14人の力士を対象に携帯電話の提出を求めたが、「壊してしまった」「買い換えて以前のものは持っていない」などと提出しないケースが相次ぎ、調査に支障が出ているという。

   キャスターの小倉智昭が「提出しないのは予想した通り。情けないですね」

   名前の挙がった14人ですらこの有り様。これでは、疑惑の範囲を過去の八百長問題にさかのぼって糾明するなどは至難のワザだろう。

   過去の疑惑の調査を記者に突かれた放駒理事長は、「個々の調査の依頼はしていません。調査委員会がどういう調査をするかだと思います」と調査委任せ。

   番組コメンテーターの竹田圭吾(ニューズウィーク日本版主幹) は「全容解明と完全な処分とは両立しない。ある種の司法取引みたいに、処分の軽減とか部分的免責みたいなことを条件に調査しないと、たぶん自分から言う人はいない」と見る。

勘ぐりたくなる「見て見ぬふり」

   それにしても、週刊誌が八百長疑惑を糾弾したり、元力士が八百長を告白したケースが何と多いことか。竹田がこの点に関連して、「相撲記者クラブ」のあり方に噛みついた。

「そもそも週刊ポストが八百長疑惑を報じたのは30年前ですよ。それを新聞もテレビも突っ込まなかった。だいたい相撲記者クラブなど、ずっと相撲を取材していた人たちはある種の見て見ぬふりをしていたのか、あるいはそういうものだという世界観が成り立っていたのか分からないが、それをいまさら協会だけが悪いかのように言うのはどうなんだろう」

   政治、経済、社会各部の記者が所属する「記者クラブ」はがあまたあるが、相撲関係のコメンテーターの肩書でよく見かける「相撲記者クラブ会友」。会友を名乗るのは相撲だけだ。竹田はこれを奇異に感じたのだろうが、たまたまこの日にコメンテーターとして出演した相撲取材歴44年、東京相撲記者クラブ会友という大見信昭がこの竹田の疑問に答えた。

「決して分かっていたということはない。本当にわからないんですよ。物証があるわけではないので踏み込んではいけないのです」

   そうした中でも、週刊誌は八百長疑惑に果敢に挑戦してきた事実をどう説明するのか。言い逃れと言われても仕方がない。

モンブラン

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