八百長相撲で大揺れの日本相撲協会が3月の春場所中止と年4回の地方巡業をすべて取りやめることを決めた。不祥事で本場所を中止するのは大相撲の歴史はじまって以来という。

   2月7日(2011年)の「とくダネ!」はほぼ八百長相撲特集。小倉智昭キャスターのオープニングトークから「人生の1コマ、1コマが相撲と妙に同居している方も大勢いらっしゃると思うが、自分の人生が踏みにじられたような気になっている方いませんか」で始まった。八百長相撲はずっと以前から噂され、皆がうすうす疑っていた。いまさら「人生踏みにじられた」は大袈裟すぎないか。

阿吽の呼吸

   相撲の取組は八百長をやろうと思えば力士同士の阿吽の呼吸でできるし、外目には分からない。番組は大麻事件で解雇された外人力士の若ノ鵬が、解雇直後の記者会見で八百長を告白したにもかかわらず、角界が無視したことに言及、若ノ鵬にリポーターの横野レイコが電話取材した。若ノ鵬はそれみろと言わんばかりに、「あの時どうして信じてくれなかったのか」とやや怒ったように話した。


   相撲協会の放駒理事長は臨時理事会後の会見で、「ファンの方々に理解をいただけない状況では本場所開催などできない」と語った。

   小倉「徹底的にウミを出すというが、方法はそんなにないですよね」と言うように、たとえメールに名前があがっていても、八百長は取組力士の双方が認めなければ証明は難しい。贈収賄捜査みたいなもので、結局は水掛け論で終わってしまう可能性が高い。

   結局、日本相撲協会や相撲部屋のあり方まで含めた解体的出直ししかないのだろう。それには協会に任せていては無理。全容解明と並行して、監督官庁である文科省が指導して別組織による立て直しを図るしかない。

モンブラン

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