1月30日、インド紙は、テニスの全豪オープン女子シングルスで中国の李娜(リー・ナー)が準優勝という快挙を遂げた一方で、中国スポーツ界の様々な弊害が浮き彫りになったと報じた。写真は湖北省武漢市で李選手の決勝戦の応援に集まった李選手の母親ら地元の人々。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=48958">

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2011年1月30日、インドの英字紙ザ・ヒンドゥーは、テニスの全豪オープン女子シングルスで中国の李娜(リー・ナー)が準優勝という快挙を遂げた一方で、中国スポーツ界の様々な弊害が浮き彫りになったと報じた。環球網が伝えた。以下はその内容。

李娜は先週、テニスの全豪オープンで初めて決勝まで進んだ中国人となり、アジアのテニス界に新たな歴史を作り出した。李は瞬く間に中国の人気スポーツ選手の仲間入りを果たしたが、同時に中国スポーツ界の様々な問題点を浮き彫りにしたといって良い。

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ちょうど2年前、李は中国スポーツ界の「反逆者」だった。公然と中国スポーツ界の古い体質を批判し、若い選手に選択権を与えるべきだと迫ったのだ。中国スポーツ界は数十年の間、旧ソ連式を続けてきた。国家プロジェクトとして政府が巨額の資金を投入し、選手を小さいうちから選抜して育成していくというやり方だ。選手の行動はすべて国が指定したコーチの管理下に置かれる。

李はこうした体制から飛び出した初めてのテニス選手だった。政府の支援を放棄し、自分の足で歩くことを選んだのだ。李は取材に対し、「自分の選んだ道に後悔したことはない」と話した。

中国スポーツ界の発展モデルは大きな成功を収めたといえる。2008年の北京五輪では51個の金メダルを獲得した。だが、こうしたモデルは「個人の才能を殺すもの」との批判も上がっているほか、選手の私生活を干渉しすぎとの指摘も受けている。李の今回の成功を受け、中国の体育部門の役人たちは深く反省すべきだろう。(翻訳・編集/NN)

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